コンペとは
「コンペ」とは、特定の目的やプロジェクトに対して、複数の参加者が自分のアイデアや技能をプレゼンを通して競い合います。
コンペはビジネス分野だけではなくスポーツの分野でも使われる言葉ですが 「オープンコンペ」や「インビテーションコンペ」などの言葉は耳にしたことがあるでしょうか?
誰でも参加できる「オープンコンペ」と、参加者が限定される「インビテーションコンペ」という意味ですが、「オープンコンペ」は主にゴルフ分野で耳にする言葉です。
さて、従来型の営業スタイルでよくみられたのが「とにかく取引先を訪問し、契約が取れるまで頭を下げ続ける」ことではないでしょうか。この営業スタイルは、契約が取れるか取れないかは、営業マンの人間性次第。だからこそ、不透明・不適切な関係に陥りやすかったのではないでしょうか。
しかし、何事にも「公平・公正であること」が求められる昨今では、この方法だけでは通用しない。
そこで導入されたのが「コンペ」だ。営業に携わる者は、ぜひこの「コンペ」の特性を知り、十分に活用してほしい。
従来型の営業は営業マンの「人間性」が勝敗を決定
「どこよりも安い見積もりを出します」このセリフにより説得力を持たせるため、取引先に足しげく通い、熱意と誠実さをアピールし、契約を取る。これが…
コンペの実施で「公正な取引」であることを証明する
もちろん「人間力」は営業における重要な要素であることに変わりはないが、これだけで勝負に臨むことはできない。今「コンペ」の導入が進む背景には、次の…
営業マンにとって苦しいコンペ。しかし、メリットもある
営業マンにとってのコンペは、必ずしもうれしいものとは限らない。むしろ、契約が成立するまでに余分な時間がかかるなど、売り上げの数字が重要な意味を持…
コンペの流れ・前哨戦編
一般的なコンペの流れは次のようになる。第一段階として、コンペを行う側の企業が“購買の決定”を行う。これは、商品やサービスの導入にあたって「なぜその業…