営業マン必見!コンペを成功させるコツ

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コンペの流れ

一般的なコンペの流れとはどういったものでしょうか。大まかに説明します。

コンペの流れ例

コンペの流れ・前哨戦編

一般的なコンペの流れは次のようになります。
第一段階として、コンペを行う側の企業が“購買の決定”を行う。これは、商品やサービスの導入にあたって「なぜその業者を選び、発注するのか」を明確にするプロセスである。
次の第二段階では「発注先候補への声掛け」が行われる。
第三段階では、それぞれの企業から集められた営業マンに対し、コンペを主催する企業が「どのような条件での提案を望んでいるのか」を説明する、「オリエンテーション」が行われる。上の図でいうところの「2」がそれにあたります。

コンペで配布されるRFPについて

コンペのオリエンテーションで配布されるRFPについて説明します。

RFP(Request for Proposal)は、企業がプロジェクトを外部に依頼する際に、具体的な要件や条件をまとめた文書です。これにより、複数の提案を受け取り、最適な提案を選ぶことができます。

また、RFPは、プロジェクトの成功に大きく影響する重要な文書です。しっかりと準備して、明確な要件を提示することが、良い提案を引き出す鍵となります。

RFPの主な目的

要件の明確化

プロジェクトの目的や必要な機能、予算、納期などを明確にすることで、受注側との認識のズレを防ぎます。

比較検討

複数の提案を同じ基準で比較できるため、最適な提案を選びやすくなります。

情報共有

発注側と受注側で共通の認識を持つことができ、プロジェクトの進行がスムーズになります。

RFPに含まれる主な項目

プロジェクトの概要

プロジェクトの目的や背景、期待する成果などを記載します。

要件定義

必要な機能や性能、技術的な要件を具体的に示します。

スケジュール

プロジェクトの開始から完了までのスケジュールを明示します。

予算

プロジェクトにかかる予算を提示します。

評価基準

提案を評価するための基準を設定します。

提出物の内容

提案書に含めるべき内容やフォーマットを指定します。

RFP作成のポイント

具体性と網羅性

曖昧な表現を避け、具体的な要件を明示することが重要です。

関係者との連携

関係する部署や担当者と連携して、全体の要件を把握し、反映させます。

現実的なスケジュールと予算

実現可能なスケジュールと予算を設定し、提案の質を高めます。

コンペの流れ・決闘編

第四段階では、いよいよ各社の営業マンによる「プレゼンテーション」が始まる。ここでは、オリエンテーションで示された条件に則り、各社の営業マンによるプレゼンテーションが行われる。
そして、最後の第五段階で「合否判定」が行われ、見事「合格」の通知を勝ち取った企業が「決裁」へと進めるのである。

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