営業マン必見!コンペを成功させるコツ

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正統派のコンペだけではない

一口に「コンペ」と言っても、実際は異なる意味合いを持つケースがある。大まかに、次の3パターンに分類することができる。

一つ目は、「真に公正な競争が行われるコンペ」。これは、コンペ本来の意味通りの、正統派コンペである。

二つ目は、「現状刷新のためのコンペ」。すでに別の業者の企画を進めているが、その内容が不適切であったため、改めてコンペを実施する、というのがこのコンペの意図するところである。

そして、三つ目が「事前にほぼ勝者が確定しているコンペ」。これは「コンペを行った」というアリバイ作りにすぎない、いわば「出来レース」のコンペだ。

コンペの持つ性格にふさわしい戦略を立てる

前述の通り、コンペはそれぞれ異なる性格を持っているため、戦い方もそれぞれに対応したものを準備する必要がある。どのタイプのコンペなのかは、会話から推測するしかない。「正統派」タイプ、「現状刷新」タイプなら、十分勝利をつかむチャンスはあるが、「出来レース」タイプなら、勝算はほぼゼロと考えて良いだろう。

出来レースのコンペに参加する際の対処法

出来レースのコンペにおいて勝算は期待できなくとも、有意義な参加にしたいとお考えの方は次のような方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

情報収集と確認

コンペの背景や目的、評価基準を詳細に確認し、出来レースの可能性があるかどうかを見極めます。可能であれば、過去のコンペの結果や参加企業の情報を調査し、パターンを把握します。

リスク評価

出来レースの可能性が高い場合、そのコンペに参加するリスクとリターンを評価します。リソースの無駄遣いにならないかを慎重に判断します。

戦略的参加

出来レースであっても、参加することで得られる他のメリット(例えば、ブランドの露出や関係構築)がある場合は、それを目的に参加します。
また、提案内容を工夫し、他の参加者との差別化を図ります。例えば、独自のアイデアや技術を強調することで、評価者に強い印象を与えることができます。

ネットワーキング

コンペを通じて関係者とのネットワーキングを強化します。将来的なビジネスチャンスを見据えて、関係構築を図ります。

フィードバックの活用

コンペ終了後、評価者からのフィードバックを積極的に求めます。これにより、次回の提案に向けた改善点を把握できます。

透明性の確保

提案内容の透明性を高め、信頼性を確保します。具体的なデータや実績を示し、評価者に対して誠実な姿勢を示します。

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