対戦ルールで分類されるコンペ
「行われる理由」で3つに分類されるコンペは、さらに「対戦ルール」の観点から2つに分けることができる。一つ目は、1か0かの「一人勝ち」コンペ。このコンペには、「勝つ」か「負ける」か、いずれかの結果しか存在しない。当然、負けた場合の取り分は0だ。そして二つ目は、勝敗を分けあう「配分型」のコンペ。1位を取ることができなくても、付帯業務を受注することができるので、それなりの案件を受注することが可能だ。
「一人勝ち」で大きな利益、「配分型」でそれなりの利益
「一人勝ち」のコンペなら、勝った時の利益は大きいが、負けた時の利益はゼロ。逆に、「配分型」のコンペなら、1位を取れなくても付帯業務の受注ができるので、ダメージを減らすことができる。ゆえに、無理をしてまで完勝を狙う必要がないのだ。